東京にカジノを建設したい。たが今のままでは法がそれを許さない。
しかし建設することにより国の利益は間違いなくあがる。
とりあえずテーマパークを建設し、その中になし崩しのようにカジノを建設しよう。
そう決定し、オープニングセレモニーが開催されたとき、武力勢力が施設を選挙した。
VIPを人質とし、船と400億を要求してきた・・・。
「催眠」の嵯峨、「千里眼」の岬、「マジシャン」の里見が謎に挑む!
なんて本の帯には書いてありましたが、実際に活躍したのは「千里眼」の副題が示すとおり、岬だけ。脇役といった感じで、嵯峨・里見が出てきていました。まあ、それなりに重要な位置を占めていましたが。
それにしても久しぶりに爽快感あふれる千里眼シリーズ。やっぱり岬はこうじゃないと。次の千里眼シリーズはいつだ?
幼いころ「迎えに来るから」という母の言葉を信じ、待ち続けたが母は来なかった。
人を信じることができなくなった女学生が、ある夏、友人の誘いで小笠原諸島へ旅行に行き、ひとりの男性と出会う。
まるでイルカと会話をしているかのように、海でたわむれる男性。
そして告白。「君のことが好きだ」
あまりにも純粋な言葉にとまどう女性。
やがて、東京に戻り、自分の夢を追いかけることが困難になったとき、ふと青年を思い出し、懐かしさのあまり島で世話になったお礼に、と青年を呼ぶ。
女性が悩んでいることを知り、青年はある決意をする・・・。
お互いを思いながらもすれ違う二人の物語。ある意味、正統派恋愛小説とでもいいましょうか。先日読んだ「忘れ雪」よりは好みかな。
今度はこの著者を追いかけることになりそう。
家の中がこんなに暑いのはいつ以来だろう。
普段は風があるんですが、今日はまったくといっていいほどない。じっとしていても汗がにじみ出てくる。
そろそろクーラをつけるべきか。
となると、フィルタ掃除しないとなあ。
めんどいからそのうちね。