_ 5連勤を乗り切るために

生活のリズムはできる限り崩さないことにしている。休日でもそれは変わらない。

平日は23時〜6時の睡眠時間だが、休日でも同様（せいぜいプラス1時間の誤差だ）。

というわけで、本日も6時半ごろ起床。習慣になっているので苦じゃない。

だけど、こういう生活はどこかへ出かける気力を無くす。

なんせ、たいてい街が活動を始めるのは10時から11時。3時間以上も先の話。

それだけあれば、文庫本1冊が読める。読書モードに入ったら、外出する気なんて無くなる。

なんて考え方はやっぱり間違ってるんでしょうか。

そんなことを考えつつ、本日も読書モード。

_ [book][綾辻行人] 暗黒館の殺人 上 下

読了。12年ぶりの新刊。僕自身「館」シリーズは10年ぶりぐらいか？

もはや今までのシリーズの話はほとんど覚えていませんが、それでも今回の作品は面白かった。

やはりこの人の作り出す物語の雰囲気は好きだ。上巻を昨日読み終わり、今日1日で下巻を一気読み。

上下合わせて1200ページも苦痛ではないぐらい(持ち歩くのは重かったけど)。

あと、2、3作はこのシリーズが続くということなので楽しみ。

ただ、次作はもっと早く出してくださいね。

_ [book][坂入慎一] シャープ・エッジ

その町で生存者は少女、カナメひとりだった。それを拾ったのはスイーパのハインツ。ハインツは自分の技術をすべて少女に教え、やがて特異能力を持つ"魔女"に殺された。"魔女"には街を仕切るファミリィがついている。

だが、カナメは"魔女"を倒すことを決意する・・・。

途中から「レオン」を思い出してしまったのはしかたないことかもしれませんが、短いセンテンスの文章が心地よい。非常にクールな作品。かっこいいね。

_ [book][岩本隆雄] 星虫

ある日、空から降ってきた「星虫」。それは人間の額に吸着し、宿主の感覚を増幅させる能力を持っていた。

だが、その星虫は徐々に変化して・・・。

いやあ、名作ってのはいつ読んでも面白い。こんな名作が10年以上も前に発表されていたとは露知らず。全くもってもったいない。他の作品も読むこと決定。