2004-08-17

_ 曇りのち雨

窓を開けていると寒いぐらい冷たい風が入る今日。でも外は暑かったらしいですね。出てないから存じませんが。

借りたDVDを見るのと読書に費やした1日。つまり毎度の休日でございます。

_ [book][時雨沢恵一] アリソン〈2〉真昼の夜の夢

小さな国の小さな村に観光で訪れたふたり。親切そうなおばさんの進めたお茶を飲んだら眠ってしまった。起きたら鉄格子の中。無理やり脱走すると、十年前に亡くなったはずの女王に出会う・・・。

ストーリィには謎というほどのものはなく、展開もある程度読めますが、そんなことは問題にならないぐらい引き込まれる。素直な文章とでもいいましょうか。読んでいて気持ちいい。

どうやら三部作ということなので、一気に次の作品も読むことにする。

_ [book][時雨沢恵一] アリソン<3>上 ルトニを車窓から/下 陰謀という名の列車

豪華列車の旅行に出かけることになった二人(ぷらす二人)。そこで起きる殺人事件。

やがて怪しい憲兵隊がおいかけきて・・・。

謎な人物が出てきますが、ラストをこう持ってくるとは!そういえば、主人公は題名どおりアリソンなんだよな、と実感。非常にきれいにまとめられたラストでした。

シリーズ順に読むことを激しく薦める良作。

_ BOB見終わる

ケニー氏から借りたDVD「Band of Brothers」をようやく見終わる。

前10話。1話が約1時間程度なので、10時間といったところ。

1日1話ペースで見ました。

話としては、第二次世界大戦時の空挺師団E中隊(Easy Company)が、ノルマンディにパラシュートで降下し、ドイツが降伏するまでの物語。

圧巻はパラシュートでノルマンディに降下するシーン。ものすごいきれい。

個人的には、6話の衛生兵の物語が好きでした。

戦争は決して賛美されてはいけないものだと思うけれど、最後にこの戦争体験者がインタビューでこう答えていた。

戦後、孫からこう聞かれた。「おじいちゃんは、戦争で英雄だったの?」

私は答えた。「いいや。でもね、戦友はみな英雄だったよ」


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