見知らぬ番号からケータイに電話がかかってきた。
普段なら出ないのだが、なんとなく出てみる。
「もしもし」
ところが何も言ってこない。なので、こちらもそのまま黙ってる。
ときおりガタッとかカサっていう物音がするが、声は聞こえない。
そのまま1分ほど過ぎたころ、ようやく相手が切ってくれました。
もう少し経っていたら、通話状態のまま放置しておくところだったよ。
ところで、どこからの電話だったんだろうと調べてみたら、市外局番は広島のようだ。
ついでに番号そのままでググってみたら、いけばな教室の連絡先として使われている電話番号のよう。ま、今でもその番号を使っているかわかりませんが。
どっちにしろ、広島に僕の知り合いはいないので、間違い電話なのでしょう。それならそうと言ってくれりゃいいのに。着信拒否設定して差し上げますから。
気がつけば昼寝なんぞをしてしまった休日。頭痛い。僕は寝てはいけない人間です。
久しぶりにテレビを見たのがいけなかったのでしょうか。
ケニー氏より借りたDVD「Band of Brothers」。全10話のうち半分ほど見終わる。ケニー氏は「三回はみとけ」などと言ってくださりやがりましたが、1ヶ月かかっちゃいますよ。それにしてもこのDVD見てるとタバコ吸いたくなっちゃうのは、喫煙者として当然ですよね?
大学受験が押し迫った雪の日、登校した生徒は8人。学校には誰もいなかった。その上、なぜか学校から出ることができない。やがて原因に思い当たる。つい数ヶ月前に自殺したクラスメイト。なぜか誰も顔や名前を思い出せない。ここは誰かの精神世界か?
やがてひとり消え、またひとり消えていく。はたして自殺者の名前は?この世界は誰の世界か?
まったく知らない作者だけど(どうやらデビュー作)、題名と表紙に惹かれて購入。
予感は裏切られなかった。ファンタジックでサスペンスでミステリィな作品。上中下と三冊あるにもかかわらず長さをまったく感じさせないストーリィ展開。見事。
今後もこの著者には目をつけておくことにします。かなりお勧め。