2004-03-12

_ 休日

昨日までと違い、気温が低いような感じでしたが、気のせいなんでしょうか。家にいたからかなのかな。

_ [book][ジュンパ・ラヒリ] 停電の夜に

ある日、吹雪によってダメージを受けた箇所を復旧するため、市全体が毎日午後八時から一時間だけ、停電になるという通知が送られた。普段は食事をそれぞれ自分の部屋で食べている夫婦だったが、停電ではしかたがない。食卓にろうそくを立て、食事をすることに。息詰まる中、妻が口にする。

「停電といえば、昔、祖母の家でね、一人ずつ、何かを言わされたのよ」

それがきっかけとなり、それぞれが今まで隠していた事をひとつずつ打ち明けることに・・・。

ストーリィ展開がおもしろいものばかりの短編集。これがデビュー作とは驚き。ただ、微妙に僕の好みでなかったりもするところもあったり。もうちょっとで大好きになれそうな作家。次の作品を読んでからですね。

_ システムの復元

昨日会社で「そんなに使ってるつもりないのに、HDの容量がないんですよね」という話をしたら「システムの復元で結構使われるよ」とアドバイスを受けました。考えてみればそうだよなあ。なんでそのことが思い浮かばなかったんだろ。さっそく復元を切ってみたら、1.3Gほど空きました。おぉ〜。っていうか、そろそろバックアップ取らないと。

_ [DVD] BLACK HAWK DOWN

ケニー氏からの借り物。1993年にあった米軍によるソマリア侵攻の戦争映画。史実に基づいているらしいです。ほんの1時間もかからないはずのミッションが、ブラックホークと呼ばれるヘリの墜落によって、兵士たちは地獄のような体験をすることに。

僕としては、個人的に好きな俳優ジョシュ・ハートネットが出ていたのが嬉しかったですが、物語としては、米軍の視点からしか描かれていないため、もうひとつのような印象を受けました。ソマリア側はどうだったのか。それも見たかったですね。

もう一つ借りているのも戦争もの。どういう趣味をしているんだ?ケニー氏は。

_ [book][連城三紀彦] 恋文

結婚十年目にして夫が出て行った。かつて結婚する前に付き合っていた女性のために。だが、夫と離れてから初めて夫と向き合うことができ、相手の女性にもいつしか心を許していき・・・。男性、女性の心が緻密に、繊細に描かれた五編からなる短編集。もう何も言えないほど、素晴らしい作品でした。僕は知らなかったんですが、ドラマにもなっていたんですね。見てみたかったとは思いますが、たぶん、小説を読んだときほど感動はしないでしょうね。最高でした。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
_ なんしぃ (2004-03-14 00:57)

恋文、私も本日読了。<br>短編ってあまり好きじゃないんだけど、これはぜんぶよかった。久しぶりに感動。<br>ドラマは予告みて「つまんなそー」と見なかったんだけど、どうだったのかな?

_ デボラ (2004-03-14 06:27)

原作が良いと、映像化された作品も気になりますよね。<br>TBSドラマ「恋文」は3月31日にDVDが発売される予定だそうです。<br>さすがに買うつもりはないですが、レンタルならしてもいいかな。


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