まるで僕が家にいる事をわかっているかのごとく、上司よりメールが届く。まったく。人をなんだと思っているんだ。出かけてたらどうするつもりだったのでしょう。人を裏切らない男と呼んでください。
前作のラグナロク洞がいまいちだったので、読もうかどうしようか迷いましたが、読んでみてよかった。閉鎖されたテーマパーク。ピサの斜塔をモチーフに作られた塔を地元の人はこう呼ぶ。「首吊塔」。そこへ呼び出された研究会のメンバー。集まる人々。そしてその塔の名にふさわしく首吊り死体が発見される・・・。
相変わらずの王道と言ってもいいストーリィ展開。ただちょっとマンネリ気味ではありますが。もうちょっと書き込めばさらに面白くなりそうなのでもったいなく思います。次作以降はたしかラブコメだったと思うので、そっち方面の方がおもしろいかも。
全三巻の第一巻目。近未来SF。めちゃめちゃおもしろい。おそらくこれは激しく勧められる作品になるのではないでしょうか。まだ話が続いているので全部読んでから感想を書きましょう。最速で読むぞ!
下手したら日記すら更新しなくなるかもしれませんが、気にしないでください。